今年は貸金業法改正(平成22年6月)から、6年になります。
業界全体の底上げを目標で施行されましたが、自宅不動産担保での借り入れには、足かせとなっております。
不動産という担保力十分な資産があっても、お勤め人の方々は年収の三分の一までしか借り入れができません。年収の三分の一以上の高利の借り入れを貸金業法上は低利には組み替えが出来ないのが現状となっております。
もちろんこれから高額な借金をすることには到底賛成はできませんが、すでに三分の一以上の借り入れがある方々が、価値ある資産(不動産)を利用できずに高利の支払いを続けていることに対しては抵抗を感じます。
今年は、さる年(丙申)です。申は金の属性を持ち、丙は火を現します。
樹木の果実が熟して固まる、伸びる。そして、横に燃え広がる、明らかになる。という意味を持ち、物事が大きく進歩発展し、成熟する年になると言われています。
日本経済、貸金業界、お客様、そして当社も大きく進展発展していける年になることを祈って、新年のご挨拶とさせていただきます。